前回の記事(と言っても1年以上前)で餌木での釣果なんぞ書いてるがやはりそれ系の釣りは一過性のモノでした。で、わかった。いや、ずっと前からわかってはいたんだけど再認識した。投げやらブッコミやらルアーやらいろんなジャンルの釣り方があるが、そんな中でオレは
ウキが沈むのを見るのが好きなんだ。沈まないウキをずっとずっと見ていてそれが沈んだ日にゃあ、あんた!そんでもってそれで竿を合わせ魚が掛かった瞬間なんて、もしオレが巨神兵なら「放て!」と言われなくても確実に口からフロントビームを出してるね。ウキから下の仕掛けは何にしろとにかくウキが好き。過去に何匹も大物をゲットした黒鯛も(嘘かもしれない)ほとんどがウキフカセ釣りだったし。
今回の釣りはいつもよりかなり大きいウキを使用。昨秋に10ヒット10バラシというとんでもなく悔しい思いをした活餌の泳がせ釣りである。釣れれば大物確定だがウキが浮いてる時間が異様に長く、ってか一回も沈まない場合も多々ありのギャンブル釣り。昨秋は滅多に沈まないウキが10回も沈んだのに全部バラしたっけ。もしオレが高校生だったらバイクを盗んで校舎の窓を割りまくったことだろう。今回は不良にならないためにもなんとか獲物を確保したいところだ。って、その前に活餌釣りするための餌が釣れない。そうかそう来たか。餌さえも釣れないか。例えるならフルマラソンに挑もうとしるのに、、、、、うん、うまい例えが浮かばない。活餌が欲しい。できるなら小アジが良いがこうなったらなんでもイイ。とにかく小魚だ。持ってる中で一番小さな針に変えてどうにか小イサキ捕獲。イサキかぁ。餌になるのかわからんがとりあえず泳がせ開始。予想通りウキさん沈まない、変化なし、異常なし。が、しかし、大概のことはすぐ飽きてしまうオレだが沈まないウキを見てるのは何も苦痛を感じない(別名:慣れ)。オレは洗濯機が回ってるのも見てられるしヤカンのお湯が湧くのもその場で待ってられる(関係ないし)。と、その時海面にナブラ(逃げる小魚が海面をザワつかせてる状態)発生。そのナブラがうまい具合にウキに向かっていく。さあ、ウキよ沈んでくれ!って思った途端、消えた。沈んだって言うか一瞬にして消えました。と同時にリールから糸が大発射。いや、ここまでは昨秋10回も経験してる。そして10回経験したすっぽ抜け。問題はここからだ。めっちゃくちゃ慎重になり糸をフリーにして出しまくる。そんでもって合わせ!ってやっぱりすっぽ抜け、
じゃない!!掛かった!!よし絶対に取り込むぞ。このなんちゅうかどう表現したらいいのかわからんがなんとも素敵なお魚とのやり取り時間。数分後無事にタモ入れ成功。多分そうだと思ってたけどやはり相手はイナダ君40cm。陸っぱりで釣れた貴方は沖で釣るより倍以上の価値があるさ。そしてオマケにとんかつサイズのアオリイカもゲッチュウ。昨秋すっぽ抜けした無念さから孫バリ付けてたのが功を奏した。人生初アオリ。コレを餌木で狙う釣り人がなんとも多い昨今。どうだウキの餌釣りで釣ったぞ。過去に餌木で何度か狙ったけど釣れた事なし。1度足元まで寄せてバラしたことあり(これぞキャッチ&ウオッチ)。なので何気に嬉しかです。
滅多にないことだが、思ったような釣法でウキがちゃんと沈んで魚が釣れる。素敵すぎ。そんな時には今回みたいにエキサイトにログインしよ。って、年に1回かよ。
5m超えの細い竿、リール、餌、コマセ数キロ、コマセを入れバッカン、水くみバケツ、5mタモ、コマセ柄杓、その他仕掛け類多数。
以上黒鯛釣りに必要なモノ。
3m未満の竿、リール、餌木
以上餌木釣りに必要なモノ。
釣行が楽でしかたがない。
なので
コレもんで
コレもんなのだ。
いろいろやりますとも。
あっ。お久しぶりです。
ヤバい。
このプログに入るパスワードを忘れかけてた。何十回とトライしてどうにか入れた。頻繁にログインしないとダメだな。そのためにはやはり釣りに行かねばと言うことだ。そうだ、そうに違いない。いや、行くだけじゃダメなのだ。何かしらの獲物を得なければなのだ。獲物を得る釣行。当たり前の事なのだがそう簡単には行かないことは身を持ってわかっている。何故か。黒鯛を狙っているからだ。黒鯛という魚は日本に8匹しか居ないのではと噂されるほどの幻の魚(自分感覚)。なにせこのオレが25年の月日を費やしてもまともなサイズにお目にかかったことがないのだから。麻雀の役である天和や九蓮宝燈のように成し遂げたら死んでしまうのではないかとすら思えてくる。
季節は春。俗にいう乗っ込みシーズン。釣れる気配が充満の磯に立つオレ。立ち続けて25年。今度こそ釣ってやる!という思いより強い「どうせ今回も」感。海は干潮いっぱい。水深のないこのつり場、勝負は夕まずめにかぶる満潮時だな。春磯は海藻が茂って干潮時は釣りづらいし根掛かかりオンパレードだろう。とりあえず様子見がてらに竿を降る。第一投。海藻の隙間を狙ったつもりが真上に行ってしまった。根がかり率高し、と思いつつもしばし様子見。ん?ウキが沈んでくぞ。って、どうせ根がかりだろう。軽く竿を合わせるとやはり根掛かかり。第一投から仕掛けのロストは避けたいところだ。やはりもう少し水深が深くなるまで待った方がいいのか?餌にするカニでも捕まえて時間でも潰すか。と考えていたその時、その時、
その時、根が動いた。
いや
その時、歴史が動いた
大暴れを始める根。いや、何かしらの生命体。予想外のまさかの干潮時一投目。しかも水深浅いから直ぐに黒鯛と視認。まごうことなき自己最高サイズ。ソコから先は日本語では表現できない表情と雄叫びと動作を繰り返し無事タモ入れ成功
しばしフリーズ。
まだフリーズ。
我に帰りすぐさま祝福してくれそうな友人に写メしまくる。自己満足どうでもいいメールにおめでとう返信をくれた友人達に感謝。自己歴史的貴重品を
スカリに入れて釣り再開するもウキよりもスカリばかりに目が行く始末。もういいだろう。黒鯛呪縛から解き放たれた瞬間である。釣る人は何匹も釣ってるであろうがオレはもういいや。釣りを続けるのは生活の一部であるからしょうがないけどもっと色々な釣りに移行しよう。巷では横文字ルアー系が流行ってるようだし餌釣りでも食卓に並べて家族が喜ぶアジとかアジとかアジとかも狙ってみよう。とか言いつつ今回もう少しで手が届きそうだった年無し(50cm以上の黒鯛。今回は正確測定で48cm)狙ってまた磯に立つのかも。なんにしろ釣りはやめられません。
家ができた。
できないと思ってたけどできた。
ああ、びっくり。
ってな訳で新しいお家で生活始まってマス。
何年かかったんだ?4年か?
まぁ、棚とか細かい部分や何よりお風呂場も未完成なのでまだまだこの先も大工仕事は満載なわけですが。
新しいお家は3間☓8.5間の超シンプルな長方形。
間取りも玄関兼土間台所ーリビングー水場&納戸ー寝室、と縦長に並んで至ってシンプル。それに1m強高のロフトがあるだけ。
ん?何か足りないのでは?なんだ?
子供の部屋がない。
もともと構想段階からそんなモノは存在しませんでしたし。
そもそも家の中の「ドア」というものを極力省き、開放的にして家族が同じ空間にいるようにという狙いありきなんで。勉強机もリビングの一角をスタディーコナーとして親のPC机なんかと並んでおります。寝室も共有だし。
友達と交換してる「友達帳?」の自己紹介欄、欲しいものに「自分の部屋」と書いてる猿の夢を木っ端微塵に打ち砕いてやりました。
とは言え、オレとしては望んでないけど猿もまだまだ成長していくわけだし、プライベートもあってしまうんだろうし、もしかすると「女性」になっていくんだろうし・・・。
ということで「個室」ではなく「スペース」をあげることに。
その広さ3畳。
寝室に3畳分の子どもスペース・・・。うん、狭い。
猿と同じ歳の時、10畳の個室持ちだったことは内緒にしとこう。
この広さどー使う?
布団敷いたらほぼ埋まってしまうし、仕舞う場所ないし。
ましてやベットなんて・・・・・・・・・。
ん?ベット?
コレいけるんじゃないか?オレが子供の時、無意味に欲しかったコレが。
コレなら下の空間も使えるしプラス1畳になる!
しかもせっかくロフトがあるのに上がる術がなくどうしようかと迷っていた時だ。コレ使って上がれるんじゃね?
ちなみに猿は梁を伝ってロフトに上がって遊んでる。本領発揮。
(ってか、いつになったら
薪ストーブできるんだろう)
ベットからロフトに行き来できるようにする。一石二鳥!ああっ、オレって天才?ラララララ〜。
っと、妄想だけでバカ喜びするオレに試練の壁が from もちろん雑穀政所。
・窓を1mm足りとも潰さない。
・入り口に1mm足りともはみ出ない。
・足は極力少なく。
もうこの段階で既成品無理。
上等だ、作ってやるよ。棚とかと違って何かあれば猿の命に関わるモノ。
何せ窓を潰さないためには2mを優に超える高さにしなくてはなのだ。
にも関わらず例によって設計図は頭のなかだけ。しかも決してその通りにならないオレ流DIY。照れるなぁ。いや、なんで照れる?
頭の中↓
こんな感じで頭の中では
詳細かつ完璧なイメージが出来てるわけだ。
で、着工開始
(別視点:地元or国産材にこだわって来た中に2☓4材を組み合わせる暴挙開始)
足を4本立てるとこの高さでは安定取るのにオレレベルでは下に入る隙間が無いくらい筋交いだの何だのと入れてしまいそうだし、極力足を少なくとのリクエストなんで家の構造材を大いに利用することに。
もうちょっと進んでこうだ。
この「もうちょっと」がどのくらいの時間だったのかは内緒である。
あかん、最近書き慣れないてないので限界が・・・
そしてこの続きはまた数カ月後に?
いやいやいや久々でございます。
年も改まり新たな気持でたまにはブログってみたいと思います。
で、いきなり「ウンコ道」かよ!
なんのことかと言いますと現在進行形のお家建設でのトイレについてでございまして。
地鎮祭から3年は経過したと思われる(よく考えてないので正確にわかってない)お家づくりですが、もちろん未だ未完成でありましてホトホト困っているわけです。昨年は「夏までには完成」から「年内にはどーにか」とか適当に自分に言い訳してたわけですが、何気に小猿(娘10歳、3/31生)の誕生日プレゼントに家完成という安易な約束を交わしてしまったもんで事態は大急変!って程でもないけど何気にピッチを上げるこの頃です。
そんで今取り掛かっているのがトイレでして。
ウチのトイレってやつが癖もんで。
こーゆートイレなんですよ。
こやつはコンポストトイレって奴で大なり小なりのモノたちを微生物の力で堆肥化させてしまうというモノなんですと。どーゆう仕組みかって言うと、予め木質材(チップとか)を入れてある「受け皿」に大なり小なりのモノを排泄してかき混ぜてはい出来上がりというスグレモノ。できあがった堆肥は下(写真のステップで隠れてる部分)から取り出し庭にポイ捨て、で終了。
当初は普通の水洗トイレと考えていたがまたしても雑穀政所に押し切られた形である。う〜ん、長年水洗に慣れ親しんだ我がおケツにはやはり若干の抵抗アリ…。なにせ我がおケツ、都会育ちのおぼっちゃま体質な上、疾患持ち(別名:
ぢ)。東京マンション時代のウォシュレットをこよなく愛し、ウォシュレットのないトイレなんてあり得ない!!とまで思っていた時代もあり今住んでいるログハウスのウォシュレットなしトイレにも大なる抵抗心を持っておりました。が、慣れてしまえばそれはそれウォシュレットなんて贅沢な!とまで思う変化を得てきた現在。実際この辺りは未だドッポン級のトイレが乱立する強者地帯。そー考えればンコ達が再利用できるなんて素晴らしい事ではないか!っと思えるようにきっとなるだろうさ。とは言え設置してしまった合併浄化槽も維持するためには定期的に餌(ンコ達)が必要なんでそのためにログハウストイレにも通わねばならないわけですがね。関係ないけどここ数年余程の悪天候でもない限り「小」に関してはトイレを使用せず敷地内にマーキングしてまわってます。これもお水節約でしょ?
で、このコンポストトイレの設置なわけだ。
コイツは軽いしどこに置いてもすぐ使えるなかなかのスグレ物。災害時の避難場所や山トイレとして使うなんてのには打ってつけではないだろうか。って話は取りあえず別機会にでもってことで。
お家での使用をテーマに話を続けて行きたいと思います。
「今日は寝室、明日は台所。毎日のウンコライフに変化をつけて気持ちも毎日リフレッシュ!」
なんて発想はもちろんないのでごく普通にトイレと言う場所に設置します。
ただ床に置けばOKという物なんだけど何か美しくない。毛ほどの美的センスも持ちあわせていないオレが言うのだから相当なもんだ。ステップに乗るってのも面倒だし…。
ンコ取り部分を部分を床下に沈めてしまえばどーだろう。
床部分を開閉式にして床下に潜り込めるようにする。
胴長体型も隠せるし、床下点検口も兼ねられるし一石二鳥ではなかろうか?オレってなんて頭がイイんだろう、っと誰しもが考えるアイデアに酔いしれること
2年余り。あまり酔ってもいられないのでようやっと取り掛かったわけです。
写真が仮置き中のトイレです。仮置き期間ほんの2年…。
ココだけ床が貼ってない状態なのでまずは床貼りなんだが・・・・・ヤベっ、トイレ胴部分曲線だ。しかも底部分とは違う曲線…。こーゆう場合プロはどうするんだろう。形状記憶糸とかで型とるのか?ってそんな糸あるのか?やれ粘土で型取るだの針金で形つくるかだのあーだこーだと悩みましたが、オレの場合は懸命に正確さを目指そうが感覚でなんとなくやろうが結果としてできるものに大差はないだろうと言うことに気づき、かつその結果に文句言う奴もいないだろうとの結論からやっぱり「なんとなくこんな感じ?」でやりましたとも。
で、これだ。
横貼りと縦貼り、おまけに重ね貼りの融合という見事なるオレスタイル。
本職さんも目が点になること請け合い!
あっ、もちろん曲線に隙間できましたけど、何か?
これ以上高画質写真載せられませんけど、何か?
ちゃんとウンコができてそのウンコが堆肥になってそのウンコ堆肥をちゃんと取り出せるトイレができたのだ。
他になにがいるのだ!
あっ、ドアがいるか・・・。
そんなわけで雑穀政所が仕入れてきた誰が見ても「古っ!!」というドア。柱と柱の間隔とか高さとかどうやって開くかとかまるで考えずに仕入れてきたドア。ココに使うのは開き戸だけどコレ元々引き戸じゃね?というドア。
これからそんな建具に取り掛からねばなのだ。
追記
ふ〜、これ書くのに2週間以上費やしたぜ。建具のことは夏頃か?
って、ダメだろそれじゃ。